家から出ずにスタンプラリーを楽しむたったひとつの冴えたやりかた

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こんにちは。篠澤寄夫でございます。

私のデビュー短編が載ったミステリーズはお読みになっていただけたでしょうか。まだの方はリンク先より購入できるのでよろしくお願いします。作品タイトルで検索すると私の知人が書いたブログが上位に表示される状態が長く続いているので、お読みになっていただけた方は好意的な感想などをブログに書いていただけると幸いに存じます。


 ○あちこちでスタンプラリーやってたよね

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さて、いよいよ夏だ。(この企画をやったときはまだ8月でした)

夏といえばなにを思い出すだろうか。青い空、海、スイカ、色々あるかが、首都圏にお住まいだった方はスタンプラリーなんかも思い出のひとつとして残っているかと思う。

(私は幼少のときを過ごしたのは北海道の田舎なので、そもそも日常的に電車に乗る文化がありませんでした。住んで8年になりますが、いまだに都会への苦手意識が抜けません。)

 

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 首都圏では夏休みになると子供向けに鉄道各社がスタンプラリーを開催している。有名どころではJRのポケモン、他にも仮面ライダープリキュアウルトラマンなど子供に人気のキャラクターが駅ごとに設置され、それを巡ってスタンプを集めるのだ。

いつも行かない街に行ったり、電車の乗り方を覚えたりと子供にとってはちょっとした冒険である。

 

しかし! 大人になると、家から出るのが面倒! ハンコのために外出なんてしてられなくなってしまう。同じポケモン好きでもスタンプを集めるより3DSを触っている方が幸せな人なんだ。

オタクにもいろいろなタイプがいる。一体感が嫌い。大きな音をやめてほしい。むやみやたらと集まるな! 散れ! トークイベントをやめろ!

 

 

○家から出ない! 読書スタンプラリー

そんな結核でひっそりと死にたいタイプのみなさんにおすすめなのが、今回紹介する家から出ないタイプのスタンプラリーだ。

 

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やり方は簡単! まずいくつか読みたい本を用意する。

 

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 次に消しゴムはんこセットを買ってくる。開封前の写真を撮り忘れたので説明書の一部分というなぜ撮ったかわからない写真を貼っておきましょう。

 

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 そうして買った消しゴムはんこセットにトレーシングペーパーが入っているはずので、そこに好きな図案を描いていく。ここで自分の実力を過大評価して難しい図案にするとあとで泣きをみることになる。プロットみたいなものですね。

 

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消しゴムに転写。薄くなった部分は直接えんぴつで書き足していく。希薄になった人間関係を書き足して繋げるペン、ドラえもんの道具にないかな。

 

 

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 転写した図案に沿って彫刻刀で彫る。

これくらいなら余裕と思っていた顔の絵が、彫ろうとすると予想以上に難しくて焦った。この計画性の甘さからくる焦りは、執筆のときにもよく感じている。今も取り組んでいる長編が書いても書いても終わらなくてかなり焦っている。こんはなずじゃなかった。

こんなはずじゃ。

 

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うまく彫れたら完成。多少のでこぼこは「味」ということで多めにみよう。ミステリでは通用しない手だが今回はこれでいい。

 

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朱肉をつけて、

 

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ッターン!

 

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はい、この通り。

 この調子でどんどん他の本のものもつくっていく。

 

 ○ぼさぼさ頭のあの人

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ぶれがひどい。

 

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 二つ目になると、消しゴムを彫るのもだいぶ慣れてきた。

始めたばかりの趣味は、上達を感じられていい。

 

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いい笑顔!

 

もうひとつ。

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キャー!

 

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ぼんやりしていますが、元の図案はこんな感じ。

 

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よっ、男前!

 これまでの図案で何がしたいのか予想がついたと思う。

金田一耕助シリーズ読書スタンプラリー

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今回は知名度と図案の彫りやすさを考慮して四作品のスタンプをつくった。

上の写真では犬神家と本陣殺人事件のスタンプがすでにおされている。なぜまっさらな状態の写真ではないかといえば、撮り忘れていたからだ。衝動的な行動と計画性のなさが後悔を生む。

 

このようにお好きな作品でスタンプと台紙をつくったあとは、該当する作品を読むだけだ。

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手元に『本陣殺人事件』も『犬神家の一族』も『八つ墓村』も『獄門島』もなかったので、代わりに『女王蜂』で撮影している。どこ行ったんだ本当。まさか引っ越しのときに間違って処分したとかそういうことは、ない、よね……?

 

はい。

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 読み終えたら、その作品のスタンプを台紙におしていく。

これが家から一歩もでない新しいスタンプラリーの形である。

みなさんも、ぜひ試してみてくださいね。ハンコをふたつ彫る時間で一冊本が読めるので、私は次からそうします。

 


 ○おしまい

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そろそろ存在を忘れられたころかと思ったので、近況報告を兼ねての記事でした。

少し前に新作のプロットを書いていると「これは長編のネタだ!」と思い衝動的に長編を書き始めたのですが、長編って書いても書いても終わらないんですね。初めて知りました。働いても働いても人生が終わらないのに似ています。

 

一日も早く単行本を出して精神と収入を安定させられるように、応援よろしくお願い致します。がんばります。おー。